賃貸管理

空室対策にはセルフ内見がおすすめ!ポイントや注意点をご紹介

空室対策にはセルフ内見がおすすめ!ポイントや注意点をご紹介

効果的な賃貸経営は空室対策が重要になります。
空室対策はさまざまな方法がありますが、セルフ内見はおすすめな対策法の1つです。
ここでは、セルフ内見とは何であるのかにくわえ、効率的にするポイント、注意点をご紹介します。
空室対策にお悩みの方は、ぜひご確認ください。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら

セルフ内見とは?空室対策におけるメリットとデメリット

セルフ内見とは?空室対策におけるメリットとデメリット

まずはセルフ内見とはどのようなものであるのかを確認し、メリット・デメリットについて確認してみましょう。
もし、メリットのほうが強く活かせそうであれば後述のポイントと注意点もご確認ください。

セルフ内見とは

セルフ内見とは不動産会社の方は立ち会わず、内見希望者のみがお部屋を見て回る内見の方法です。
内見と聞くと不動産会社と一緒に回るものを思い浮かぶ方が多いですが、近年では後述のメリットからセルフ内見の数が増えてきています。
セルフ内見は一般的に以下の手順で進められることが多いです。

●内見希望者がインターネットから内見予約
●不動産会社がお部屋の鍵の場所を内見希望者へ伝える
●内見希望者が予約日に内見をおこなう
●内見希望者が内見終了後に鍵を返却する
●内見希望者が入居希望であればその旨を連絡する

このようにセルフ内見は内見希望者によって進められていきます。
鍵の場所はポストなどがありますが、不安であれば鍵の受け渡しのみ不動産会社でおこなうといった方法も可能です。
また、人気が高まっている内見方法の1つにオンライン内見があります。
オンライン内見とは内見希望者がインターネット上で内見をする方法であり、セルフ内見と同様に内見希望者によって進められていくものです。
どちらも人気のある方法であるため、余裕があればどちらも導入することがおすすめです。

セルフ内見のメリット

セルフ内見にはさまざまなメリットがありますが、とくに以下の3点はセルフ内見の強みになります。

内見時間が自由
セルフ内見は入居希望者が好きなタイミングでおこなえるため、忙しい方にとって大きなメリットになります。
空室対策は内見数を増やすことが必要ですが、セルフ内見を導入すると自然と内見者が増える可能性があるのです。
また、管理者の立ち会いが必要ないため管理者の都合で内見がおこなえないといったことも避けられ、機会損失を防ぐことができます。

仲介手数料がリーズナブルになりやすい
セルフ内見では管理者の立ち会いが必要でないため、人件費を抑えることができます。
そのため、結果として仲介手数料を下げることができるようになり、より多くの入居者を集めることが可能です。
ただ仲介手数料を下げると収益の減少に繋がりやすいですが、セルフ内見では損失なく下げることが可能です。

空室対策につながる
セルフ内見では上記のようなメリットから内見希望者が多くなります。
そのため、入居者も自然と増えることで空室対策がおこなえるのです。
内見は入居者の決め手となるものであるためしっかりと考えなければなりません。
ただし、好みの内見方法は人それぞれで異なります。
そのため、空室対策をより効果的にしたいのであればセルフ内見にくわえ、オンライン内見、通常どおりの内見も選べる方法として用意しておくことがおすすめです。

セルフ内見のデメリット

セルフ内見は空室対策に効果的な一方で下記のようなデメリットが出てしまいます。

会話でアピールポイントを伝えられない
セルフ内見は管理者が立ち会いをおこなわないため会話でアピールポイントを伝えることができません。
もし、今までの内見では会話を主なアピール方法としていたのであれば最初は効果が小さくなってしまうことが考えられます。
しかし、こちらのデメリットは後述のPOP設置によって解消が可能です。

入居者がスリッパや図面を用意しなければならない
内見時にはスリッパや図面が必要ですが、セルフ内見では内見希望者がそれらを用意する必要があります。
そのため、人によってはやや煩雑に感じてしまうかもしれません。
しかし、入口にこれらを事前に用意しておくことで対処は可能となっています。

内見者が質問ができない
内見をしていると管理者に質問したい事項が出てくる場合があります。
しかし、セルフ内見は質問ができないため、もやもや感を残したまま内見を終えてしまう可能性があるのです。
セルフ内見を実施する際は内見が終わったのちに質問ができるような体制を整えておきましょう。

空室対策でセルフ内見をおこなう場合のポイントとは

空室対策でセルフ内見をおこなう場合のポイントとは

セルフ内見は空室対策に効果がありますが、いくつかのポイントを押さえているとより効果的にできます。
ここで3つのポイントについて確認し、空室対策をより効果的におこなえるようにしておきましょう。

アピールポイントにPOPを設置する

POPとはアピールしたいポイントを紙などに書いたプレートのことを指します。
POPは雑貨売り場などに設置されていることが多く、店員が説明せずとも商品をアピールすることが可能です。
セルフ内見においてもPOPは効果的であり、お部屋のアピールポイントを伝えることができます。
まずはお部屋のアピールポイントを確認し、ポイントをうまく伝えられる文章・デザインを考えていきましょう。

モデルルームをつくる

モデルルームとは人が住んでいるかのように家具などを設置するアピール方法です。
モデルルームがあると引っ越し後の生活をイメージしやすく、入居の意思が固まりやすいことがわかっています。
近年ではモデルルームをつくるための家具貸し出しサービスなどもあるため、積極的にモデルルームをつくっておきましょう。

内見後のフォローを充実させる

デメリットで述べたように、セルフ内見はフォローができない点がデメリットになります。

そのため、内見後にホームページから質問ができるようにするなどフォローを充実させておきましょう。

フォローが充実していると安心して入居ができ、空室対策につながります。

空室対策でセルフ内見を導入する際の注意点とは

空室対策でセルフ内見を導入する際の注意点とは

セルフ内見を導入する際はいくつかの注意点を意識したうえで進めなければなりません。
ポイントにくわえ3つの注意点を確認し、空室対策を適切に進めていきましょう。

注意点①POPを貼り付けすぎない

POPはアピールポイントを伝えることができますが、お部屋に貼り付けすぎると逆効果になる可能性があります。
大量のPOPはお部屋の見た目が悪くなる、どれがアピールポイントなのか分からないといったことに繋がってしまうため、本当に伝えたいポイントのみに使用していきましょう。

注意点②セキュリティに気を付ける

セルフ内見では鍵を入居者に受け取ってもらうため、セキュリティ性に不安が残ってしまいます。
セキュリティがない場所に鍵を放置すると盗難の恐れもあるため、セキュリティはしっかりと意識しなければなりません。
そのため、鍵の保管場所はスマートロックなどセキュリティ性が高いものにしましょう。
もし、物件にスマートロックなどがなければ鍵のみは不動産会社で受け渡しにするなどがおすすめです。

注意点③お部屋を定期的に掃除する

お部屋が汚れていると良い物件であっても入居者が自然と避けてしまいます。
そのため、内見から入居につなげるためには掃除が欠かせません。

セルフ内見はお部屋の状態を意識することが少なくなってしまいますが、必ず定期的な掃除を心がけましょう。

まとめ

今回は空室対策に効果的なセルフ内見をご紹介しました。
セルフ内見はポイントと注意点を抑えると効果的な空室対策につながります。
賃貸経営を現在よりも効果的なものにしたいのであれば、セルフ内見を導入してみましょう。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら