周囲に気付かれずに不動産売却をする方法は？媒介契約についても解説

不動産を売却したいけど、ご近所には知られたくないこともありますよね。
この記事では、周囲に気付かれずに不動産売却をおこなう方法や、媒介契約の選び方について解説していきます。
周囲に知られたくないがために売却活動へ踏み出せない方は、ぜひ参考にしてみてください。

気付かれずに不動産売却をおこなうための媒介契約の選び方

まず不動産売却をおこなうためには、不動産会社と媒介契約を締結することになります。
媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類あります。
周囲に気付かれずに売却活動するにはどの契約がおすすめなのでしょうか。
結論から言えば、一般媒介契約がおすすめです。
専任媒介契約、専属専任媒介契約は、不動産情報をレインズへ登録しなければなりません。
レインズは、不動産会社が利用できて、売りに出されている不動産情報を一覧で見ることのできるデータベースになります。
レインズ上に掲載されると、無数の不動産会社がその情報を閲覧できるようになるため、結果的に該当する不動産が売りに出されていることを知られる可能性が高くなります。
一方、一般媒介契約であれば、不動産情報をレインズへ登録する義務はありません。
不特定多数の人へ、情報が拡散することを防ぐことができます。

気付かれずに不動産売却をする際の売却活動の進め方

周囲に気付かれずに不動産売却をおこなうためには、とにかく情報が拡散されることを防がなくてはなりません。
この場合、考えられる売却方法は以下の2点です。

不動産会社に買い取ってもらう

売主と不動産会社の2者しか関わらないため、周囲に気付かれずに売却するにはおすすめです。
さらに、買手が見つかっていればあとは条件調整のみとなるので、比較的短期間で売却を終えることができます。
ただし、通常より売却価格は下がってしまうことが多い点には注意が必要です。

不動産会社の特定の顧客にのみ情報を開示する

不動産会社が所有している顧客リストをもとに買い手の候補を選定して、売却活動をおこなう方法です。
こちらも限られた人物しか情報を知り得ないため、周囲に気付かれる可能性は低くなります。
デメリットは、顧客リストがあるといっても買主の候補は絞られるため、そこで決まらない場合は売却期間が長引いてしまうことです。
いずれの方法にせよ、信頼性のある不動産会社へ相談することが非常に重要になります。

気付かれずにおこなう不動産売却にかかる期間

不動産会社に買い取ってもらう方法であれば、1週間程度で売却を終えることが可能です。
また、仲介による不動産売却は3か月～6か月程度が平均的な期間になります。
気付かれずに不動産売却をおこなう場合は、さらに期間が伸びやすくなることを覚悟しておかなければなりません。

まとめ

周囲に気付かれずに不動産売却をすることは可能ですが、方法も限られるため、売却期間が通常より長くなる可能性があります。
優先順位を明確にして、効率的に売却ができるよう取り組んでいきましょう。
東京都北区を中心とした不動産の売却をご検討中の方は、弊社の無料査定依頼をご利用ください。
不動産のプロフェッショナルとして、お客様に対し期待以上の価値の提供をお約束しますので、お気軽にお問い合わせください。