「傾いた家など、条件の悪い家は売れないのではないか」と不安に思う方は多いのではないでしょうか。
しかし、コツを掴めば買い手が付く可能性が十分にあります。
ここでは、傾いた家の売却を検討している方に向けて、家の傾きの許容範囲と価格への影響、売却のコツについてご紹介します。
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傾いた家でも売却できる?許容範囲とは
傾いた家が売却できる許容範囲とは、どの程度なのでしょうか。
家の傾きに関する法律はありませんが、国土交通省が定めた「住宅品質確保促進法」を基準として、3段階で判断します。
傾いた家の判断基準は、以下のとおりです。
- 3/1000未満
- 4/1000以上~6/1000未満
- 6/1000以上
3/1000未満は、床1mに対して3mmの傾きです。
瑕疵として扱われず、健康被害の自覚症状はないでしょう。
4/1000以上~6/1000未満の傾きは、一部が瑕疵として認められます。
人によって傾斜を感じる程度です。
6/1000以上は、瑕疵と判断される可能性が高く、睡眠障害などの健康被害が出てきます。
売主の判断で許容範囲を決めて売却しないように、注意しましょう。
傾斜を調べる方法は、水平器を使うかホームインスペクションをおこなうかの2択です。
現況を把握し、基準を参考に許容範囲かどうかを判断して売却しましょう。
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傾いた家の売却価格はどれくらい?
傾いた家は、売却価格にどれくらいの影響を与えるのでしょうか。
傾いた家の売却価格は、状態により値段が変わります。
状態別の値下げ価格は、以下のとおりです。
- 床の傾き…約100万円
- 基礎の沈下…約300万円
- 家全体の傾き…約300~500万円
上記にあるように、傾きの度合いによって相場よりも100万円~500万円程度、値段が下落します。
傾いた家は、値下げしなければ売却できないのです。
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コツを押さえよう!傾いた家を売却する方法
売れにくいといわれる「傾いた家」は、売却方法にコツがいります。
傾いた家の売却方法は、以下の3つです。
- 現状のまま売却する
- 修繕してから売却する
- 更地にしてから売却する
傾いた家のままだと買い手が付かない可能性があるため、不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」をするのも1つの方法です。
ただし、買取の場合は相場より安値で取引されるため注意が必要です。
「仲介」により、買い手を募集する場合は傾きを修繕したり、建物自体を解体して更地にしてから売り出すと良いでしょう。
状況に合わせて売却方法を工夫しましょう。
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