今月から、もう住宅ローン支払いができない・・・。
この先どうしよう・・・?
●金策に走る→返済できる見込みがないのに、消費者金融で借りると悪循環になります。
●金融機関にお願いして、返済条件の変更をする。→場合によって検討の余地ありかもしれません。
●自宅を売却する。→売却して全額ローン返済できるならば、いい選択肢です。
●金融機関から督促状が来ても、無視し続ける。→金融機関への心象が悪くなり、競売申立リスクが高まります。
など、選択肢は色々ありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
ただ、一番大切なことは、「ご家族に現在の状況をきちんと話し、状況を理解してもらうこと」です。
まずは、自分の協力者であり、理解者を作らなくてはいけません。
精神衛生上、一人で抱え込むことは絶対に良くありませんし、仮にこの窮地がバレた場合、今度は一家離散・・・という状況を何度も見てきました。
奥様との共有名義だった場合、互いに連帯保証しておりますので、奥様はきちんと返済していても、ご主人様のとばっちりを受けることになります。
なので、どんなに隠していても、必ずバレます。
この先の収入がどのようになるのかの展望により、どの解決方法を選択すべきか、変わってきます。
今回は
●収入は横ばい又は減少
●ローンの支払い及び資金援助を受けることは出来ない
●売却代金よりも、ローン残債の方が多い(=全額返済できない)
ということを前提に何ができるか、お伝えしたいと思います。
銀行から借り入れする場合、ローン全額返済できない場合、抵当権抹消の同意を得ることはできません。
自宅売却代金で返済できないならば、足りない分は、自己資金を用意してください、ということです。
そんなことができれば、そもそも滞納などしていないはずですよね。
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ローン滞納すると、6ヶ月後、保証会社に代位弁済されます。
結論から言うと、
6ヶ月滞納し、代位弁済された後であれば、ローン残債を下回る金額で売却できます。
※物件評価額が高い場合、できない可能性もあります。
※売却後に残った残債については、保証会社への支払い義務が残ります。(破産する場合は免除)
売却できれば、今の収入でも支障なく支払えるレベルの賃貸物件に引越し、新たな生活をスタートすることができます。
また、手元に資金を残すよう、「引越代」を売却代金の中から捻出することも、任意売却であれば可能です。
大切なのは、この6ヶ月の間、どうするか?です。
仮に代位弁済されるまで、銀行の督促を無視し続けたらどうなるか?
「代位弁済後、すぐに競売申立される可能性が高まります!!」
日を改めて説明しますが、競売になると、引越代も確保できず、最悪の場合、強制退去させられます。
ご近所にも競売の事実が知られてしまう恐れがあります。
特に小さなお子様がいらっしゃる方にとっては、できれば避けたい事実ですよね。
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滞納が始まると、代位弁済前に、銀行は保証会社に対して滞納の事実を伝えます。
銀行内部でも、滞納者のデータは逐次更新され、保証会社に引き継がれることになります。
つまり、銀行担当者からコンタクトあった際に、
●居留守を使う。
●電話に出ない。
●開き直って怒り出す・・・
などの行為をすると、それは全て保証会社に伝わってしまいます。
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そうすると、代位弁済後、売れる価格で自宅を売却してもらおうと思っても、債権者である保証会社が協力してくれない
・・・という最悪のケースも出てきます。
続きはまた次回。
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任意売却は依頼する会社によって、結果に大きな差が出ます。
任意売却三大トラブル事例(ブログでご紹介しています。)
任意売却三大トラブル事例(その①)
任意売却三大トラブル事例(その②)
任意売却三大トラブル事例(その③)
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◆所得が減り住宅ローンや税金が支払えない。今後どうすればいい?
◆離婚したらペアローン、連帯債務、共有名義など家のトラブルはどうなる?
◆ブラックリストに載っても引越はできるの?
◆銀行や保証会社との交渉に同席して欲しい。
◆自宅が競売にかかってしまった。いつまで住める?など。
相談料は何回でも「無料」です!お気軽にご相談ください。
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