共有名義のマンション売却方法を解説！持分のみ売却できる？

さまざまな事情から、共有名義のマンションの売却を余儀なくされることがあります。
通常のマンション売却とは異なり複雑なイメージのある共有名義のマンションでも、ポイントを押さえれば売却可能です。
ここでは、マンション売却を検討している方に向けて、共有名義のマンションの売却方法について解説します。

共有名義とはなに？マンション売却前にチェックしよう！

マンション売却では、誰が名義人となっているかが重要です。
名義には、単独名義と共有名義の2種類があります。
共有名義とは、1つの不動産を複数名が所有している状態のことです。
それぞれが持つ不動産の割合は「持分」、名義人は「共有持分権者」と呼ばれます。
一方、単独名義とは、1つの不動産を1人が所有している状態です。
単独名義の場合は自分の意思で売却できますが、共有名義のマンションを売却するには全員の同意を得なくてはなりません。

共有名義のマンション売却方法とは？

共有名義のマンション売却の方法の1つ目は、名義人全員の同意を得る方法です。
1人でも反対すると売却できないため、事前に話し合っておきましょう。
2つ目は、マンション売却前に共有名義から単独名義に変える方法です。
共有名義から単独名義に変更すると、自分のタイミングでマンション売却ができるようになります。
単独名義にするには、共有者全員の持分を買い取らなくてはなりません。
しかし、相場より高い金額を提示される可能性があるため、事前に相場を確認しておきましょう。

共有名義でも持分のみマンション売却できる？

共有名義でマンションを所有している場合、自分の持分のみを売却する方法もあります。
持分のみをマンション売却する方法は、2つです。
1つ目は、共有者に権利を売却する方法です。
共有者がマンション売却や不動産活用を考えている場合、共有関係を解消したうえで現金化できるため、売却できる可能性があります。
2つ目は、共有持分の専門業者に買い取ってもらう方法です。
一般的な不動産会社の場合、共有持分のみだと買い取りできないケースや、割安になるケースがほとんどです。
そのため、共有者とマンション売却について話がまとまらない場合は、専門の業者に買取を依頼することをおすすめします。

まとめ

共有名義のマンション売却では、共有者全員の合意を得なければなりません。
同意を得られない場合は、自分の持分を共有者に売却するか、専門業者に買取を依頼すると良いでしょう。
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